調査会社MM総研の調査結果によると、2015年にはスマートフォンの販売数が全体の54.6%を占めるという予測となっているようです。
→ YOMIURI ONLINE スマートフォン、5年後には携帯の過半数に [yomiuri.co.jp]
→ 株式会社MM総研 国内携帯電話およびスマートフォンの市場規模予測 [m2ri.jp]
iPhone、Androidを代表とするスマートフォンの売れ行きは好調で、いわゆる旧来のガラケー(ガラパゴスケータイ)のシェアを奪いつつあります。
しかしながら、スマートフォン(特にAndroid)は、まだマニア層が多いですし、通勤電車でつり革を掴みながら片手操作ができ、通話もしやすいガラケーはそれはそれで使いやすく根強いファンがいると思われ、スマートフォンが本当に一般人にまで広がるのかは疑問が残るところです。
この調査結果によると、スマートフォン市場は2010年度:386万台、2011年度:660万台、2012年度:1,050万台、2013年度:1,530万台、2014年度:1,840万台、2015年度:2,030万台と予測され、販売数全体の54.6%、契約数の40.2%を占める見通しとなっているようです。
→ ITmedia オルタナティブ・ブログ みんなガラケー市場の怖さを知らない:村上福之の「ネットとケータイと俺様」 [blogs.itmedia.co.jp]
といった、ガラケー市場にはまだまだパワーがあるといった記事もあったりします。
モバイル業界は動きが速く、5年後のことは全く予測がつきませんが、判断が難しい今後のモバイルビジネスの方向性を見定める上で、何かしらの参考になれば幸いです。
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